Case study活用事例

食品監査“される側”の実務知見を持つプロ人材を採用!「顧客の現場改善」業務を整理してサービス向上

[求める人材]
「HACCP支援課」の業務整理ができる経験豊富な方

クロックワークは「まちの検査室」「食品衛生のパートナー」として、食品製造業者の安全・安心に関わる検査と現場改善の支援を担う。これまでも人材チャンプルー事業を活用してプロ人材と業務委託契約を交わした実績がある。
今回は正社員として、社内部署の一つであるHACCP支援課の業務を整理、充実させられる経験豊富な人材を求めた。
背景には、食品衛生法の改正に基づき、2021年6月から原則全ての食品等事業者がHACCPに沿った衛生管理に取り組むことが義務付けられたため、顧客の支援需要や現場の管理負担が増して業務がひっ迫したことがある。

※HACCP(ハサップ)=「Hazard Analysis and Critical Control Point」の略。「危害要因分析重要管理点」と訳される。国際的に認められた、食品の安全性を確保するための衛生管理手法を指す。

[採用人材]
25年の現場経験と“沖縄愛”を持つ即戦力人材

服部浩典さん/正社員採用・男性(2025年2月入社)
長崎県出身。惣菜、洋菓子、香料の食品メーカー3社に、合わせて約25年間勤務した。
製造や現場マネージャー、工場長を経験した実務派の即戦力人材。監査を担当していた時期は自主監査を年間約35件実施していたほか、外部監査の対応も担っていた。
学生の頃からの縁で「沖縄の役に立ちたい」という思いが強い。

[活躍状況]

採用直後から一貫してHACCP支援課に所属。入社から2カ月間は同僚からのヒアリングで現場の実態把握に注力し、その情報を基に業務内容の整理・改善に取り組んでいる。
3カ月サイクルで監査に必要な書類のひな型を改訂したり、新しい帳票を作成したりして、より現場が回りやすい運用方法を提案する。
内部体制の強化だけでなく、お客様と密に連絡を取り合いながら現場改善の支援にも力を注ぐ。

[企業担当者の声]


代表取締役社長 伊志嶺哉さん

HACCP支援課は以前まで業務の整理がうまくいかず、現場の作業効率が低いために業績がなかなか上がらない状態が続いていました。業務の進め方を現場に落とし込むためのOJTに割く時間がなく、スキルを高めるための育成ができなかったことも一つの要因です。職員にかかるプレッシャーが大きく、退職する人も出ていました。そのため、お客様の現場改善や監査対応の経験があり、全体の業務を整理できる人材を求めました。お客様に寄り添ったサービスを強化するため、採用では「監査“される側”の経験」を最も重視しました。


人材チャンプルー事業では、以前にもDX化の推進とAIチャットボットの作成業務で副業人材を2人採用し、事業の効果を強く実感していました。今回は初めて事業を通して正社員を募集し、求める素養を持つ方が6人応募してくれました。中でも服部さんの経験は申し分なく、採用担当や現場職員の評価がとても高かったです。当初想定した予算より条件は高かったのですが、当社がさらにレベルアップし、会社全体が自信を深めていくために採用を決意しました。


服部さんはPDCAサイクルを回しながら3カ月ごとに書類のひな型を更新し、より現場に合った運用方法に改善してくれたり、部署ごとの売り上げ目標づくりに関わったりしてくれて、経営者目線も持ちながら業務運営に携わってくれます。会社全体の来期の売上高は前期比で8〜10%プラスになる見通しです。彼のような人材が入って職員全体のレベルが上がっていくことで、より少ない人数で付加価値の高い仕事ができれば、当社が掲げる平均年収500万円という目標も達成できると思っています。


人材チャンプルー事業を活用する上で最も大事なことは、経営者がいかに課題の粒度を上げることができるかだと感じます。
プロ人材は魔法使いではないので、丸投げしたら課題を解決してくれるわけではありません。「何が課題か」「どの業務に人が足りないか」「どういうスキルが必要か」を明確にした上で、プロ人材とそれらを共有し、採用、業務を進めていくことが成功の秘訣だと思います。

[プロ人材の声]


服部浩典さん

これまで食品製造関連の会社3社に勤め、神奈川や大阪、静岡などいろいろな場所で勤務し、現場マネージャーや工場長、監査対応などを経験してきました。
大学生の頃に石垣島出身の同級生がいて、その繋がりが縁で沖縄に長期滞在したことがあります。その時に感じた沖縄の雰囲気が「自分に向いている」と感じ、社会人になってからも毎年のように沖縄に来て、企業の工場見学をしたりしながら「いつか沖縄で仕事がしたい」「沖縄の役に立ちたい」という思いで仕事を探していました。


クロックワークに応募した理由は「お客様に寄り添う」という考え方に惹かれたからです。前職の時、監査をする際にお客様から頼られることが多く、強いやりがいを感じていたので、今のHACCP支援の仕事も意義を実感しながら働くことができています。上司から業務内容を聞き取った上で、その都度、効率化に向けて適切な運用方法を提案しています。


これまでの経験から、現場を見れば大体の改善点や困りごとは把握できるので、サービスの質をより向上させて、お客様との信頼関係を築いていきたいです。社内の各部署とのコミュニケーションも意識的に多く取るようにしています。私の知識を同僚と共有し、一緒に改善に取り組みたいです。入社に合わせて沖縄に移住したので、地域に合った仕事の進め方を理解することも心掛けています。