Case study活用事例

大手企業の役員経験あり!高度人材マッチングが成立し、海外進出に向けて人事部を新設

探していたのは「教育やマネジメントができる高度人材」

 

コロナ禍の影響で、観光・サービス業に不安を感じ、多くの退職者が出てしまった。業界的に、シュノーケルやダイビングなど海好きな人がアルバイト感覚で働くイメージがあるため、正社員の雇用には手を焼いていた。コロナ禍のあおりを受けて、考えたり幹部と話し合う時間をたくさん確保できたため、未来のために何が必要か考えた。その結果、採用と教育に力を入れていくべきだという結論に至り、採用と人材教育ができる経験豊富な高度人材を求め、本事業を活用した。

 

大手企業の役員を務めたハイキャリア人材

 

契約社員(試用期間終了後に正社員登用予定)・男性

東京にて大手企業の役員を経て、約10年前に沖縄に移住。広告代理店やホテルの支配人、経営アドバイザーなど多種多様な仕事を経て、60歳を機に産業雇用安定センター沖縄事業所に登録。

 

活躍状況

専任者がいなかった人事部を設立し、責任者となる。採用について「安定して長く勤めてもらいたい」という社長の意向を汲み取り、初の試みとなる新卒採用を目標に掲げ、大学や専門学校への交渉や業界リサーチなどの人事活動の他、外部研修や面談などを通じて現社員の研修・育成を行う。

 

 

企業担当者の声



代表取締役社長 稲井日出司 さん

 

弊社は今後、海外への展開も考えているため、人材確保が大きな課題です。これから基幹部分となりうる人事部門を立ち上げ、部下を育てながら責任を持って推し進められる高度人材が欲しいと思っていたところ、この事業を介して岩波さんを紹介いただきました。

率直に、いい人に来てもらったなと思います。大きな会社の役員をやっていただけあり、視野が広くて経験豊富。私はこの業界しか知らないので、どうしても考えが凝り固まってしまうことがあります。異業種から来てくれた岩波さんの行動や考え方は「そういう発想があるのか」「そういう考え方もできるのか」と驚くことばかり。弊社はサイボウズで社員のスケジュールを見える化していますが、岩波さんのスケジュールを見ると「計画的に先を見ながらやっているな」と分かります。部下の役割分担も上手く、数字の捉え方や横展開の仕方も面白い。責任のある仕事をしてきた人はどこで何をやってもちゃんと結果を出すんだなぁと思いました。頼りにしています。

 

 

プロ人材の声


 

人事コーディネーター 岩波基之 さん

 

最初「人事部門を中心に、面談と育成を間に入ってやって欲しい」と言われた時は、営業畑で長年やってきた自分に務まるのか不安がありました。海は好きではあるものの、マリン業界も未経験です。ですが話を聞くと、圧倒的に将来性のある会社だと知り、やりがいがあると感じました。これまで培った交渉力や人材育成の経験、広告業界で培ったPRノウハウなど、異業種であっても活かせるスキルはあるため、あらゆる経験を駆使して人事部として成果を出そうと奮闘しています。

とはいえ作るところから始まった人事部。すぐに結果が出る営業職とは違い、長期的な計画や学校との粘り強い交渉が必要となります。簡単ではありません。ですが会社全体として大きな目標を掲げていて、それが叶う力もある。そんな未来ある会社に貢献できる楽しさは大きいです。これからも長いプロセスを地道にこなしながら、業界でナンバーワンブランドになれるよう、施策を考えていければと思います。